Canon eoskiss シリーズは軽量コンパクトな一眼レフカメラです。キャノン EOSKISSデジタルNの後継機種でさらに性能を向上させたCanon EoskissデジタルXが発売になりました。
Canon Eoskissシリーズは手軽に持ち運べる中級、初級者向けの軽量コンパクトなデジタル一眼レフカメラです。
キャノン EOSKISSデジタルNの性能を進化させた最新のCanon eoskissデジタルXは標準ズームレンズとバッテリー込みの重量でも約743グラム、本体重量はわずか約510グラムにしか過ぎません。
キャノン EOSKISSデジタルxの進化はまず何と言っても画素数のアップです。
CMOSセンサーが有効画素数約630万画素の原色フィルタ付きCMOSとなり、いわゆる1000万画素クラスになりました。記録画素数は3,072×2,048/2,048×1,360/1,536×1,024ピクセルとなりました。
撮像素子は22.7×15.1mmのAPS-Cサイズで、レンズの焦点距離は35mmフィルムと比較して、約1.6倍相当となっています。サイズは上位機種10Dに搭載されたものより周辺部が小型化されています。
キャノン EOSKISSデジタルXは頭脳に、進化した映像エンジンであるおなじみDIGICUを搭載しています。DIGICUはCanon独自の信号処理アルゴリズムでデジタル処理を1チップに集約することによって、膨大な処理を高速に完了させることを可能にし、消費電力を大幅に低減することによってバッテリー使用の長時間化を可能にしたものです。
さらに、キャノン EOSKISSデジタルXでは手ぶれ補正やアンチ・ノイズ設計によりダストリダクション(ゴミ軽減対策)に進化がみられます。
CanonEOSkissデジタルXでは、ローパスフィルターにほこりのつきにくい帯電処理を施したり、セルフクリーニングセンサーユニットで埃を超音波振動でふるいおと仕組みを採用したり、ソフトウェア的にダストリダクションを取り除くシステムを採用しています。
その結果極めてノイズの少ない描写が可能となり、高解像度で自然な色を再現することができるようになりました。
キャノン EOSKISSデジタルX の発売と同時にEOS Kissデジタル専用レンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM」も発表されました。
EOS Kissデジタルに専用レンズが同梱された「レンズキット」としてのみの販売で、単体では購入できませんので注意が必要です。
EOS Kissデジタル専用レンズは小型軽量化とコストダウンを実現した広角ズームレンズでEOS Kissデジタルの撮像素子サイズに最適化されたショートバックフォーカス設計です。なお。専用設計であるため、Kissデジタル以外のカメラには装着できません。
もちろん、EOS KissデジタルXは他のEF-Sレンズを含む、すべてのEFレンズに対応していますので、Canonの豊富な交換レンズ群を使用することができます。すでに手持ちのEFレンズがあれば、そのまま使用することができます。また、EFレンズには50以上の種類があるので、キャノン EOSKISSデジタルXの撮影の幅をさらに広げることも可能です。